子どもがノーパンクのペダルなし自転車に乗って練習をしていたため、パンクをしないタイヤのメリットは日ごろから感じてはいました。
子どもって、地面の状態がどうであれ、どこでもためらうことなくどんどん進んでいってしまうんですよね。空気入れナシ、パンク無し、というのは育児に追われる親の立場からも大変ありがたかったです。
なので、私の電動自転車を購入することになった時も、ノーパンクタイヤという条件は外せないと思っていました。この動画を拝見して、買って損しないノーパンクタイヤの選び方についてよくわかりました。
主人にもこの動画を見せて納得してもらえたので、即、購入決定しました。
この動画を見て、私が幼い頃、祖母が乗っていた3輪自転車を思いだしました。あの頃、よくパンクしたりして、空気を入れるのも意外と面倒で、困っている様子でした。
今思えば、あの自転車は間違いなく、ノーパンクタイヤではなかったのでしょうね。
そして最近、歩くのが少しつらくなってきた義理の母のため、3輪タイプの電動自転車をさがしていました。ノーパンクの物が人気だということで、少し価格は高かったのですが、メーカーの補償もしっかりしている国産電動自転車をプレゼントしました。
近所のスーパーはネットで配達などもしてくれるようですが、やはり自分の足でお店に行って選ぶというのが一番楽しいみたいです。
大きな事故を起こす前にと、早めに運転免許を返納しましたが、何とも不便な生活にがっくりきていました。こんなことなら返納すべきではなかったかも・・・
そう思った矢先、娘から免許返納祝いに贈られてきたノーパンクタイヤ搭載の電動自転車。初めてのことなので戸惑い
「充電はどうするの?」
「走ってて重くないの?」
などとLINEで連絡するも、
「スマホの充電してるでしょ、それと同じイメージだから大丈夫」とか「車より軽いんだし車検もないから気楽だよ」などと言われてしぶしぶ乗ってみたところ、慣れたら定年後の私でもなんてことなく、今ではむしろ自動車より安全だし快適です。
ちょっと遠くのホームセンターへ重たい買い物をするのも気楽だし、駐車場をさがす手間が省けるというのも、電動自転車のいいところですね。おかげさまで活動範囲がぐっと広がりました。
会社の総務部で防災に関する備品の管理をしています。毎年防災グッズや備品のチェックをしていますが、一番大変なのは賞味期限の切れそうになった食料品の入れ替え作業です。
でもこのノーパンク自転車に関しては管理が抜群に楽ですね。何十台もある自転車の空気を入れるのは時間がかかりますが、この自転車ならそんな心配もありません。安心してまとめて購入しました。
来年度は別の折り畳みタイプも購入して、毎年増やしていく予定です。でもやっぱり物ですから、こんな便利な自転車は有事の時だけでなく、日常使いでも活用してあげたいなと最近思うようになりました。
社内で日常でも活躍する場を作ろうと検討中です。
それは絶対パンクしないという安心感と、
空気を入れる手間がなくなるというストレスフリーな日常が得られるからだと自負しています。
でも実は、ここまでくるのには挫折もありました。
輸入電動自転車を中国から輸入し企業に12台納品、バッテリートラブルが発生。中国メーカーの修理センターがなく故障原因がつかめず、国産電動自転車に交換してクレーム処理をしました。
国産に変えることで、自転車のアフターフォローがメーカー系列の全国津々浦々の販売店ですぐに出来る事、特にバッテリーが命の電動自転車は一番重要な事で解決いたしました。
ノーパンク電動自転車は以前も販売しており、もともと満足度は高かったのですが、
一方で、一部のユーザーの方から
などといったご意見、ご要望も頂戴していました。
貴重なご意見は社長をはじめ全社員で共有し、
社長を筆頭にアイディアを出し合い、何度も打合せを重ね、ノーパンク素材の調査やクッション性を高めるために研究しました。
そして、試行錯誤の上、何年もかけて完成したのが、
現在のノーパンク国産電動自転車なのです。
某自動車輸入会社にて開発・企画・販売促進・出店・海外取引等々の幅広い業務に携わる。
1999年に退職後、ノーパンク仕様タイヤを取り扱う会社とのご縁で、ノーパンクタイヤ自転車の研究開発を開始する。
2007年、会社を設立し本格的にノーパンク自転車の販売をスタート。軌道に乗るまで苦戦が続く中、防災備蓄の業界や、広い工場・倉庫・飛行場などの移動用自転車へ流通経路を見直したことで、徐々に受注が増加。
2017年、国産電動自転車『パナソニック』『ブリジストン』『ヤマハ』をノーパンクタイヤ仕様に変更販売を開始させる。
現在では防衛省や海上保安庁、大手企業などからも受注が入り、2020年からは個人顧客への通販も開始し、販売実績は累計5000台以上を達成。