自転車運転に細心の注意を!赤切符

自転車の事故は年々増加しています。
自動車と自転車との事故では【出会い頭の事故】が約半数を占めます。
その内の約80%が自転車運転手側の法令違反があると報告されています。

自転車交通違反の前に、自動車免許証を持っている方の交通違反を説明いたします。
・自動車免許証を持っている方が、交通違反をすると通常【青切符】を切られます。
 点数減点と反則金納付支払いが伴います。
・その違反が重大だと【青切符】ではなく【赤切符】での対応となります。
 例えば、【青切符違反】は、一方通行違反・一時停止違反・超過速度違反29㎞/h違反等
 違反で、点数減点・反則金納付支払い。

 【赤切符違反】は酒気帯び・超過速度30㎞/h以上等の重大な違反で、免許停止・取り消しで
 反則金納付支払いではなく罰金刑の対象となり簡易裁判所に出頭して検察官の取り調べのある審理
  となり、刑事裁判にかけられ有罪もあり前科が付いてしまう場合もある。
 東京の場合は東京簡易裁判所墨田分室・立川分室。大阪の場合は大阪簡易裁判所交通分室に出頭。

・自転車の取り締まり

 自転車の事故増加傾向により、警察はより強力な事故防止を含めた取り締まりに乗り出しました。
・取り締まりの目的は【事故防止として正しい乗り方の指導です】
・今迄は自転車走行違反者に対し、指導・警告でしたが、歩行者と自転車・自転車と自動車の事故で
 死亡者が多発し事故防止として、次の四項目違反を重点的に取り締まります。

1⃣【信号無視違反】2⃣【一時停止違反】3⃣【右側通行違反】4⃣【歩道を徐行せず通行義務違反】
1⃣・2⃣は皆さん理解できると思いますが、3⃣【右側通行違反】とは自転車は法律的に【軽車両】に含まれ、走行は原則【左側通行】です。
4⃣【歩道を徐行せず通行義務違反】とは、歩道は歩行者優先で、歩道上に【自転車歩道通行可】の道路標識がある場合は走行可能ですが、
歩道上走行時にベルを鳴らしながらの走行は本来違反です。
歩道を走行する場合は、すぐに停車できる速度で歩行者の妨げにならないように走行してください。

今迄の自転車運転者に対し、指導・警告でなく違反者に【赤切符】が切られます。
それも【青切符】でなく➡【赤切符】です。
自転車の運転は、今日から細心の注意をして乗車ください。

・自転車で・安心・安全・快適な生活を満喫してください。

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